全世界分散のメリットと課題
24ヶ月リターン:+16.8%。地政学リスクへの耐性は確認できたが、米国株集中に比べてリターンは控えめ。分散効果の価値を実感。
インデックス投資
オルカンとS&P500で月5万円積立を継続。ドローダウン局面での心理状態と運用改善策を記録しました。
2023年1月から2024年12月まで24ヶ月間、つみたてNISAとiDeCoを活用してインデックス投資を実践。「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を7:3の比率で積立投資を継続しました。
月間投資額:5万円(つみたてNISA 3.3万円、iDeCo 1.7万円)
ポートフォリオ:オルカン70%、S&P500 30%
積立日:毎月1日(自動引き落とし設定)
120万円
24ヶ月間の積立総額。ボーナス月の増額は行わず、一定額での継続投資を貫いた。
142.3万円
2024年12月末時点。含み益22.3万円、リターン率18.6%を記録。市場上昇の恩恵を享受。
-12.4%
2024年3月に記録。この局面での心理状態と対処方法が長期投資成功の分岐点となった。
運用開始から6ヶ月目までは横ばい、7〜18ヶ月目で調整局面、19ヶ月目以降で大幅上昇。典型的な長期投資のボラティリティパターンを経験。
24ヶ月リターン:+16.8%。地政学リスクへの耐性は確認できたが、米国株集中に比べてリターンは控えめ。分散効果の価値を実感。
24ヶ月リターン:+22.1%。オルカンを上回るリターンを記録したが、調整局面での下落幅も大きく、メンタル管理の重要性を痛感。
7:3の組み合わせにより、S&P500単体より安定性を確保しつつ、オルカン単体より高いリターンを実現。理論通りの効果を実証。
2024年3月の最大ドローダウン期間中の心理状態と行動パターンを詳細記録。この期間の体験が、長期投資継続のための重要な教訓となりました。
評価額の減少に動揺し、投資情報の過度な収集を開始。SNSでの悲観的な投稿に影響を受け、売却を検討し始める。
投資書籍を読み返し、過去の暴落データを調査。短期的な変動は避けられないことを理論的に再認識し、冷静さを取り戻す。
下落局面でも自動積立が継続され、「安く買える機会」として捉え直す。ドルコスト平均法の効果を実体験として理解。
生活防衛資金の重要性を再認識し、投資資金と生活資金の明確な分離を実施。心理的な安心感が投資継続の基盤となることを学習。
+17.2%
6ヶ月間実施。手数料負担は増加するが、感情的な影響を最小化。忙しい投資家には不向き。
+18.1%
最も効率的な結果。月次積立との差は僅差だが、心理的負担が軽減され、継続しやすかった。
+18.6%
最もシンプルな方法。管理の手間は最小だが、投資タイミングの集中によるリスクも存在。
リターン面では大差なし。管理の簡便性を重視するなら月次、心理的安定を重視するなら週次積立が推奨。